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ダイビング用語集「た行」

用語集    た     ら わ

「た行」一覧表

体験ダイビング【たいけんだいびんぐ】
ライセンスカード(Cカード)を持っていない人が気軽にダイビングを体験することができるコース。最大水深は12mまで潜れることができる。
ダイコン
ダイビングコンピューターの略。
タイドプール
干潮時に姿をあらわす水溜まり。
ダイビングコンピューター
水中で現在の水深・潜水時間・最大水深・減圧不要限界・浮上速度やダイビング後に飛行機搭乗禁止時間などを教えてくれる、また記録してくれるもの。特に減圧不要限界はダイビングコンピューターがないとダイブテーブルを使用するしかありませんが、非常に面倒です。腕時計タイプが一般的ですが、ゲージに付いているタイプもあります。無くてもダイビングはできますが、安全に潜る為には必須アイテムだといえるでしょう。『ダイコン』と省略。
ダイビングスポット
ダイビングする地域。例えば沖縄本島・慶良間・パラオなど。ただダイビングポイントとの使い分けの定義は、書籍、指導団体、人によって様々です。
ダイビング中の呼吸【だいびんぐちゅうのこきゅう】
ダイビング中の呼吸法は効率的な呼吸が大切です。「呼吸を止めない」ということはダイビング中で最も重要なルールですが、同じ水深にとどまっている時や耳抜きをする際に一瞬止めることは問題ありません。絶対やってはいけないことは呼吸を止めている状態で浮上することです。肺の過膨張障害になります。普通に呼吸をしていることによりこれを防ぐことができます。
ダイビングナイフ
水中で使用する為に作られたナイフのこと。主な用途としては水中拘束したときにロープを切る、タンクを叩いて音を出す、流れがあるときに水底にさして留まる。素材はステンレス・チタンなどの錆びない素材で作られています。平成21年1月5日に改正銃刀法が施行され、ダイビングナイフも対象になりました。詳しくは警視庁のHP・日本スクーバ協会のHPを参照下さい。
ダイビングポイント
実際にダイビングする場所の名前。ただダイビングポイントとの使い分けの定義は、書籍、指導団体、人によって異なることもあります。
台風【たいふう】
中心付近の最大風速が17.2m/sを超えた熱帯低気圧を台風と呼ぶ。近年は沖縄本島に直撃する回数が減っております。
ダイブテーブル
減圧症にならないように安全に潜れる時間を出す道具のこと。オープンウェーター講習で使い方を学びます。慣れるまで使いこなすのは難しいです。ダイビングコンピューターがあれば面倒な計算をやらなくて済みますのでとても楽です。もともとは米海軍が開発した減圧不要限界や減圧を計算するための表でした。近年ではダイビングコンピューターの普及でダイブテーブルを使っているダイバーは少なくなりました(ほとんどいません)。しかし、ダイビングライセンス取得のライセンス講習ではダイブテーブルの使い方は学ばなければなりません。現在ではオリジナルなものに様々な改良を施した数種のダイブテーブルが開発されている。
ダウンカレント
海底に向かって流れる潮流のこと。ドロップオフなどで潮流が壁などにぶつかり、下方向へ落ちる流れ出来る。一気に深場に持っていかれることもあるので非常に危険な潮流です。
ダストキャップ
ファーストステージ内部に水分・ゴミなどの浸入を防ぐ為のゴム製のキャップ。
棚【たな】
ドロップオフ地形で深く落ち込む場所の浅場の平たく広がる地形のこと。
DAN【だん】
Divers Alert Networkの略。アメリカに本部があり、ダイバーの安全をサポートするワールドワイドな民間機関。潜水医学や救助、保険などの様々な専門家が多数参加しています。日本にもDANジャパンがあります。医師や医療機関、ダイビングショップなどのネットワークが形成されている。
タンク
水中で呼吸するために必要な空気を圧縮している容器のこと。タンク内の空気は180-200気圧まで圧縮されています。タンクの材質はアルミタンクとスチームタンクの2種類あり、ウエイト量に違いがでるので注意が必要です。近年ではタンクのことを「シリンダー」と呼びます。
タンクの大きさ【たんくのおおきさ】
国内・沖縄では10リットルタンクは主流です。他にも8・12・14リットルのタンクなどもあります。サイズが大きくなるとその分空気は多く入るが、重量が重たくなる。小柄な女性や上級ダイバーは小さいタンク(8リットル)で充分1ダイブすることができます。
タンクバルブ
タンクとファーストステージをつける部分のこと。DINバルブ・Jバルブ・Kバルブがあります。国内・沖縄ではKバルブが一般的です。DINバルブはヨーロッパで使われる規格で日本人ダイバーが見かける機会は少ないと思われます。Jバルブは昔の規格なので、もう見ることはないでしょう。
チアノーゼ
血液中の酸素の欠乏により、皮膚、唇、爪床が青白くまたは紫色に変色する症状のこと。
窒素【ちっそ】
空気中には約78%の窒素が含まれております。減圧症や窒素酔いなどの症状を起こしうる可能性のある不活性ガスです。ダイビングするときには無視できない存在です。
窒素酔い【ちっそよい】
タンクの中には圧縮空気が入っています。空気中の窒素は陸上で呼吸している限り人体への影響はありませんが、深度下で呼吸すると思考能力の低下・判断力の低下・変な行動したりする影響があります。このような影響のことを窒素酔いといいます。窒素酔いの症状は個人差によって異なります。水深18mを超える付近から影響が出始めると言われております。影響が出た場合でも水深を上がることにより、症状が治ります。後遺症もありません。
チャネル
リーフとリーフの間に開いた水の通り道、水路のこと。狭い場所を水が出入りするため流れが強い。その分魚が集まりやすいのでダイビングする際の狙い目の場所となります。
チャンバー
減圧症やエアーエンボの治療で使われる再圧装置のこと。これを所持している機関のことを再圧治療施設といいます。沖縄本島にも再圧チャンバーがある施設は数箇所あります。
中圧ホース【ちゅうあつほーす】
タンク内の高圧空気はファーストステージによって10気圧程度に減圧されます。その減圧された空気をセカンドステージやBCDへ送るためのホースのこと。残圧計に繋がっているホース以外は中圧ホースです。
中性浮力【ちゅうせいふりょく】
水中で物体が浮きも沈みもしない無重力状態のこと。イメージとしては宇宙空間にいるような状態。物体が浮いてしまうのはプラス浮力、逆に沈んでしまうのがマイナス浮力といいます。中性浮力が取れるようになると体力・エアーの消費を少なくなり、より快適にダイビングをすることができるようになります。慣れるまでは意識して取り組まないとできません。100-200本潜っていても中性浮力ができないダイバーもいます。逆にしっかり意識して取り組むことにより、ダイブ本数が少なくても身に付けることができます。肺(呼吸)とBCDの浮力コントロールが大切。
潮汐表【ちょうせきひょう】
潮の干潮・満潮の時刻、水位を1日ごとに記載されている表のこと。近年ではスマートフォンのアプリでもあります。
中層【ちゅうそう】
水面、水底に対して水中の中間層のこと。
潮流【ちょうりゅう】
潮の流れ、海流の流れのこと。一般的に潮の干満や風によって起こります。
ツーピース
ウェットスーツの種類の1つ。ボレロとシーガル、もしくはボレロとロングジョン、ボレロとロングパンツを組み合わせて着るウェットスーツのこと。上半身が2枚重ねになるのでワンピースより保温性が高くなりますが、浮力が強くなります。
DINバルブ【でぃあいえぬばるぶ】
タンクバルブの種類の1つ。主に工業用やヨーロッパでの規格なので日本人ダイバーが目にする事はほとんどないでしょう。
低気圧【ていきあつ】
周囲より気圧の低い所を低気圧と呼びます。1013ヘクトパスカル以上のことを高気圧・それ以下を低気圧と考えている人も多いが1013ヘクトパスカルより高くても周囲より気圧が低ければ低気圧といいます。
ディコンプレッションストップ
減圧停止と同意語。ダイビングコンピューターの表記ではDEC(デコ)とでます。
ディセント
潜行のこと。
底層【ていそう】
水底と同意語。
低体温症【ていたいおんしょう】
ハイポサーミアのこと。
ディープダイビング
講習上の定義としては水深18mを超えるダイビングのことをいいます。ファンダイビングでは一般的に水深30m以上のダイビングを指すことが多いです。
デカタン
タンクの内容積が通常使うものより大きい物。通常12リットル以上のタンクのことをいいます。でかいタンクの略。
適正ウエイト【てきせいうえいと】
中性浮力を取るために丁度良いウエイト量のこと。同じ人でもタンクの材質・スーツの厚さによってウエイト量は変化します。
デットエアスペース
死腔(しくう)のこと。
テンポラリーカード
ライセンスカード(Cカード)申請中に正式なライセンスカードが届くまでの間に使うことのできる仮のカードのこと。有料で発行するお店もありますが、当店はもちろん無料で皆様にお渡ししております。
透視度【とうしど】
水中で横方向に何メートル先まで物が見えるかを表わす言葉。
透明度【とうめいど】
本来は水中で上下方向に何メートル先まで物が見えるかを表す言葉。最近では横方向に何メートル先まで見えるかを表す意味で使っているダイバーが多い。
度付きのマスク【どつきのますく】
近視・乱視用のオプティカルレンズを装着したマスクの俗称。
ドライスーツ
ウエットスーツとは異なり手と頭以外は濡れないスーツ。首と手首のシールの効果で内部に水が入ってこない。服を着た状態で着ることができます。寒い場合は服を着こむことにより保温力を上がることができます。沖縄では寒いときでも水温が20°程あるので、ドライスーツのレンタルをおこなっているショップはほぼない。
ドリフトダイビング
船をアンカーで固定しないで、エントリー(潜行)した場所とは違う所で浮上するダイビングスタイルのこと。流れが強いポイントで流れに乗りながら一定方向へ泳ぐことが多いです。フリー潜降や中性浮力、耳抜きがスムーズにできるなどのダイビングスキルが必要となります。
トリミング
デジカメ等の画像の加工方法の1つで、画像の一部を切り出す処理方法のこと。デジカメで撮った写真で協調しない(見せたい)被写体(部分)をトリミングして被写体を大きく見せることができます。
鳥山【とりやま】
大型の魚に追われて海面に集まった小魚の群れを狙い、海鳥たちが群れている状態のこと。遠くから見るとその集団は小さな山のように見えます。鳥山の下は魚影が濃い事が多いです。
ドロップオフ
水中の崖や断崖絶壁で特にリーフエッジから断崖がほぼ垂直になっている地形のこと。回遊魚や大型の魚が見られる可能性がありますが、潮の流れが強い時があります。
ドンブカ
水深が深い海域で水中に目標物となるものがない場所のこと。ドンブカでダイビングする時は浮力コントロールをしっかりする必要がある。ダイビングコンピューター推奨。