アウターリーフ |
アウトリーフと同意語。 |
アウトリーフ |
サンゴ礁が形成するリーフの外側の海、外洋のこと。基本的に潮通しがよいので透明度が良いが、流れが強いポイントもあります。インリーフの反対語。 |
アウトレットバルブ |
排気バルブの事。 |
青被り【あおかぶり】 |
水中撮影の際ストロボ(フラッシュ)を使わないと色の吸収が原因で写真全体が青くなってしまうこと。しかしハレーションが起きない利点があります。最近はデジカメには「水中モード」機能が付いている物があります。このモードに設定をすると色補正が行われ青被り現象なりにくいです。光(ライト)があると尚よし! |
あおり足【あおりあし】 |
フィンを上下に動かすのではなく水泳の平泳ぎの足のように左右に水を掻くように泳ぐキックのこと。上手にできるようになると疲労度が少なく効率よく進めるようになります。インストラクターやジョウキュウダイバーが良く使うキック方法です。ただ速く泳ぐのには向いていません。 |
赤潮【あかしお】 |
生活排水の流出などなんらかの原因によってプランクトンの異常増殖によって海水が赤く染まる現象のこと。水の色は原因となるプランクトンの色素によって異なり、オレンジ色、赤色、赤褐色、茶褐色等があります。赤潮が発生すると酸素が届かないとプランクトンによる毒素などによって、多くの魚介類が死滅し海の生態系に多大な影響を与えることがあります。 |
上げ潮【あげしお】 |
満潮に向かう潮、満ちてくる潮のこと。一般的には南から北へ流れます。地形や場所により例外はある。下げ潮の反対語。 |
アセント |
浮上と同意語。 |
アーチ |
水中にある橋状のなっている地形のこと。岩の表面にはいろんなソフトコーラルが付いていることや魚影が濃い場合が多いです。 |
圧外傷【あつがいしょう】 |
スクイズのこと。 |
アップウェリング |
陸地から沖に向かって吹く風(オフショア)の影響で、水面の海水を沖へ行き、変りに深い水底から海水が入ってくる現象のこと。水温は下がるが透明度が良くなり、水に栄養分が多く魚影が濃くなる時が多いです。ドロップオフのある地点や季節風の吹く場所で発生しやすい。 |
アップカレント |
水底から水面に向かう潮流のこと。海流や地形の影響で起こります。急に水面にもっていかるので注意が必要です。 |
圧平衡【あつへいこう】 |
体内にある空間(鼓膜の内側や肺)の圧力を周囲の圧力と同じにすること。もっとも有名なのは「耳抜き」です。ドライスーツ着用時にスーツ内に空気を入れるのも圧平衡です。上手に行わないとスクイズを起こします。 |
アドバンス講習【あどばんすこうしゅう】 |
オープンウォーターの次に取得出来るライセンスコース。OWDとは違いテストがありませんが、事前学習は必要です。ディープダイビングとナビゲーションは必須項目となります。残りの3ダイブは選択が可能ですので、興味がある項目をお選びして頂けます。
*ただしはアドヴァンスドオープンウォーター講習。 |
アームスパン法【あーむすぱんほう】 |
レギュレータリカバリーの方法の一つです。まず右腕を前に出します。極端に右肩を下げ、右腕をクロールするように腕を大きく回します。その際、内太もも、お尻、タンクの底という順番で体に沿うようにするのがコツです。 |
アルティチュードダイビング |
海抜300m以上の高所で行うダイビングのこと。周囲圧が1気圧以下になので海で潜るのと同じ手順では潜れません。潜る為には特別な知識が必要です。高所潜水とも言います。 |
アルミタンク |
アルミ合金によってつくられた空気タンク(シリンダー)外壁はスチールタンクよりもかなり厚くする必要があるので外寸法が大きくなり、浮力が大きくなるのでスチールタンクより約2キロウエイトを増やす必要があります。また空気が少なくなるとタンク自体がプラス浮力になるものが多いので安全停止時に浮きやすくなります。 |
アンカー |
錨のこと。アンカーと船を結ぶロープの事をアンカーロープといいます。 |
アンカーライン |
アンカーロープと同意語。 |
アンカリング |
アンカーを海底に引っかけてボートを停留すること。 |
アンカリングダイビング |
アンカリングをして潜るダイビングすること。潜降と浮上は同じ場所で行います。流れのあまり無い場所などで適しています。船とアンカーはアンカーロープでつながっているのでこれにつかまって潜降・浮上する事が出来るので耳抜きに不安がある方でも安心してダイビングができます。 |
アンカーロープ |
アンカーと船をつなぐロープのこと。潜降や浮上によく使われる。アンカーラインと同意語。 |
アンクルウエイト |
ドライスーツ着用時に使用する足首につけるウェイトのこと。 重さは500グラム~1000グラムが一般的です。 |
安全停止【あんぜんていし】 |
無限圧潜水でのダイビングでも安全性を高める為にダイビング終了時に水深4~6mの間に3分間留まり、体内の窒素を少しでも排出してから浮上すること。必ず止まっている必要はありません。4~6mを泳いで帰ってきたりその水深で写真などを撮ったりしていても構いません。 |
ISO感度【いそかんど】 |
国際標準化機構(ISO)の規格のこと。フィルムが光を記録できる度合いを表します。ISO感度の数字が小さいと画質は綺麗に撮影できるが多くの光が必要となります。ISO感度を上げると少ない光でも撮影できるようになりますが画質が荒くなります。 |
一眼タイプのマスク【いちがんたいぷのますく】 |
マスクの種類で前面のレンズが一枚になっているので視界が広くなります。 |
一酸化炭素中毒【いっさんかたんそちゅうどく】 |
リクリエーションダイビングの世界ではまず起こりません。一般的に血液中のヘモグロビンと言う酸素を運ぶ物質は一酸化炭素と結びつく方が200倍以上早く、呼吸中の気体に一酸化炭素が含まれているとヘモグロビンが酸素ではなく一酸化炭素と結びついて起こる中毒症状のこと。 |
色の吸収【いろのきゅうしゅう】 |
深度が深くなると色を吸収されます。その吸収もすべて色が同じように吸収されるのではなく、吸収される順番は赤色⇒橙色⇒黄色と白色⇒緑色⇒青色の順番です。水中世界が青色に見えるのは色の吸収が原因です。実際の色を見るためには光(ライトやストロボ)が必要となります。 |
インターバル |
ダイビング後(OUT時間)水面に浮上してから次のダイビングのエントリー(IN時間)までの間の休憩時間のこと。 |
インナー |
ウエットスーツの下に着る水着のこと。もしくはドライスーツの中に着る防寒服のこと。 |
インフレーターホース |
BCDに空気を吸気及び排気するための蛇腹状のホースのこと。通常BCDの左肩に付いている。別名中圧ホースともいいます。 |
インリーフ |
リーフの内側、大抵水深が浅く波が立ち難く穏やかな内湾性の海域のこと。 |
ヴァルサルヴァ法【ばぁるさるばぁほう】 |
耳抜きの方法の1つです。親指と人差し指で鼻をつまんで鼻に空気を送りこむようにして行う方法のこと。 |
ウエイト |
ウエットスーツは浮力があるためその浮力を相殺するために使う重りのこと。基本的にはベルトに付けて腰に巻くことが多いです。他にもベストタイプやBCDに組み込めるタイプもあります。ウエットスーツの生地や厚みによっても浮力が変わるのでレンタルスーツの場合は調節が必要です。 |
ウエイトベスト |
ウエイトを組み込む事が出来るベストのこと。腰にウエイトが集中するのを防ぐ事が出来るので腰の負担を軽減できます。ドライスーツや厚みのあるウエットスーツを着用する時に重宝されます。 |
ウエイトベルト |
ウエイトを付けるベルトのこと。装着のやり方は左手でバックル、右手で何も付いていない方を持ち、少し前傾姿勢の状態で縄跳びを跨ぐようにし腰より少し上の位置で外れないようにしっかり締めましょう。外れてしまうと急浮上する可能性があるので注意! |
ウエットスーツ |
体を保温・保護するためのスーツのこと。水着の上から着ます。皮膚とスーツの間に少し水が入ってくるので体は濡れます。生地はネオプレーンが一般的。厚さは様々で通常よく使われているのは5ミリが多いです。沖縄では夏場は3ミリ、冬場は6.5ミリが使われています。厚みによって浮力が変わるのでウエイト量に注意しましょう。 |
浮き耳【うきみみ】 |
リバースブロックと同意語。 |
うねり |
水中で体が左右に揺れる現象のこと。うねりは遠くで吹いた風の影響で出来るので、ダイビングポイントで風が吹いていなくても影響を受けることがあります。通常水深が浅い所程影響を受けることが多く深場に行く程影響が弱くなる傾向にあります。サージと同意語。 |
ウレタンフィン |
フィンの材質の1つ。ゴムの柔軟性とプラスチックのデザイン性を併せ持った素材で幅広いダイバーに対応できるフィンです。 |
エアーエンボリズム |
息を止めて浮上をした場合におこる肺の過膨張障害の一種のこと。浮上中は周囲の圧力が減少するため肺の中の空気が膨張します。その際息を止めていると膨張した空気が逃げ場を失い肺胞を圧迫した結果肺胞が破裂し、破壊された毛細血管から空気が血液に流れ込み血流を止める障害のこと。ひどい場合は死に至ることもあります。ダイビング中は絶対に息を止めず適切な浮上速度を守ることで簡単に防ぐ事が出来ます。 |
エアドーム |
水中にある穴やトンネル上部に水に浸かっていない天井部分があり水面から顔を出して空気を吸えるようになっている空間のこと。 沖縄本島では最北端辺土岬のダイビングポイントの辺戸ドームがあります。 |
エキジット |
水中から陸上やボート上へ上がること。『EXIT』・『EX』と書きます。厳密には浮上した時間では無く、水から上がった時間であるが、ログブックでのエキジットは浮上時間のことを指す場合が多いです。 |
エグゾーストティー |
レギュレーターを咥えた状態で呼吸をした時、吐き出した空気が視界の妨げにならないように左右に排出するための排気穴のこと。 |
エグゾーストバルブ |
BCD内の空気を排出するためのバルブのこと。 |
沿岸流【えんがんりゅう】 |
岸に対して斜めに波が押し寄せて波がそのまま岸に対して平行に流れて行く潮流のこと。岸の近くで流れが速く沖では弱くなります。ロングショアカレントと同義語。 |
エントリー |
陸上(ビーチ)やボートから水面へ入ること。ログブックでのエントリー時間は潜降開始時間を示します。 |
エンリッチドエア |
タンク内の気体の成分の内、酸素の混合比が21%より高いものはEnriched Air Nitrox(EANx)エンリッチドエアナイトロックスと呼びます。エンリッチドエアナイトロックスは酸素の割合が21%以上であること。エンリッチドナイトロックスは空気に比べて窒素の割合が低いので体内に窒素が溜まるなどのデメリット(減圧症や窒素酔い等)が著しく軽減されます。酸素が多いデメリットとしては深場には適さないこと。酸素中毒になる危険性があります。エンリッヂエアナイトロックスを使用するにはスペシャリティーコースを受講してライセンスが必要となります。 |
大潮【おおしお】 |
月と太陽の引力に応じて起こる潮の干満の中でもっとも干潮時と満潮時の水位差の大きい状態になります。太陽と月が一直線上に並び引力が最大になる満月と新月の日がこれに当たるので月に2回大潮があります。潮流が強まるので魚の動きや透明度に影響が出やすいです。 |
大物【おおもの】 |
基本的に定義はありませんが、1m以上の生物や珍しい生物を指す事が多いです。 |
オクト |
オクトパスの略。 |
オクトパス |
緊急時に使用する予備のレギュレーターのこと。空気が少ないまたは無くなったバディに自分の空気をあげるために使用します。また自分が使っているメインのレギュレーターが故障した際にも使用することができます。右側もしくは左側のどちらに着いています。好みによって付け替えが可能です。通常はメインのレギュレーターよりホースが長くなっており、目立つようにホースの色が黄色等になっていることが多いです。普段は使わないのでホルダー等に収納しておきましょう。 |
オクトパスホルダー |
オクトパスが水底に引っ掛からないようにする為のアクセサリーのこと。通常オクトパスはオクトパスホルダーでBCDへ付けておく必要があります。 |
オーバーウエイト |
適正ウエイトよりウエイト量が多い事をいいます。オーバーウエイトで潜ると体がマイナス浮力になり水底を接触しやすくなる原因になります。またオーバーウエイトでBCDに空気を入れても上体が立ってしまい上手く潜れない現象になります。中性浮力ができない人はオーバーウエイトで潜っている人は多いので無駄にエアーを消費してしまいます。ドリフトダイビングをする時は1キロだけオーバーウエイトで潜るダイバーも多いです。 |
オーバーハング |
岩の壁が一部分前に突き出し、家でいう軒下みたいな感じになっている所のこと。景観が良いだけでなく、魚達の格好の隠れ家になっていることやエビ・カニ類や暗がりを好む生物など見所も多いです。 |
オーバーホール |
レギュレーターやBCDの定期点検のこと。通常は1年に1回行うことが理想です。使用していなくても重器材にはOリングが入っているのでオーバーホールは必要です。 |
オプティカルレンズ |
マスクのガラスは通常は強化ガラスですが視力の悪い人が代わりに使うレンズです。二眼タイプのマスクにしか入らないのでオプティカルレンズ入りのマスクを度付きマスクのことをいいます。水中での物の見え方は陸上と違うので陸上と同じ度にすると強すぎるので注意!視力矯正レンズ・度付きマスクと同意語。 |
オープンウォーターダイバー |
ダイビングに必要な基礎的な知識や技術を習得した初級ダイバーのこと。このライセンスを取得するとバディ潜水が可能になり、最大水深18mまでダイビングすることができるようになります。講習では学科と限定水域での練習と海洋実習4ダイブがある。当店では最短2日間の講習で取得可能です。 |
Oリング【おーりんぐ】 |
ダイビング器材やカメラ器材に使われているゴムの円形状のパッキングのこと。カメラのハウジングのOリングは適切に手入れをしておかないと水没の原因になります。重器材のオーバーホールはOリングの点検や交換がメインとなります。 |
Oリングの手入れ【おーりんぐのていれ】 |
基本的にはメーカー指定の説明書をご確認ください。メンテナンスをするときは必ずOリングを清潔に洗ってからグリスを塗りなおし水没チェックを行うことが大切です。 |