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沖縄で
ダイビングライセンスを
取得するメリット

沖縄でダイビングライセンスを取得しよう

ダイバー達を魅了してやまない沖縄の海ですが、ベテランダイバーだけのものにしておくのは勿体無い!
沖縄旅行のついでにダイビングライセンスを取得される方も多く、女性1人でダイビングライセンスを取得する方も沢山います。
「ダイバーになる夢をかなえたい!」という方はもちろん、「気軽にやってみたい!」という方にも沖縄でのダイビングライセンス取得はベストチョイスです。
沖縄でダイビングライセンスを取る前に知っておきたいポイント、もしくはダイビングライセンス取得後に知っておきたいポイントについて解説をします。

沖縄でダイビングライセンスを取るメリット

見過ごされがちなことなのですが、沖縄のライセンス取得コースはすべて日本語で受けられます。
安全が大切なダイビングですから、海外だと細かいところまでは中々伝わらずに、「なんとなくこんな感じかな」でダイバーになってしまう人も少なくないのですが、沖縄ならば南の島の海+日本語で受けられる講習の良いとこどりなのです。
もちろん、海そのものの魅力も最高クラスです。
ダイビングライセンス講習中から綺麗な海でウミガメやカラフルなお魚たちとの出会いを楽しめますし、ボートダイビングも可能です。
海だけじゃなく、観光や沖縄料理も楽しみたい!という贅沢な人にも沖縄ならしっかりと応えてくれます。
特に、沖縄料理は海と並んで沖縄大好きダイバー達がリピートする大きな理由の一つです。

沖縄でライセンス取得する日程について

沖縄でダイビングライセンス取得をするにあたって押さえておきたいポイントがいくつかあります。
まずは取得に必要な日程についてです。
講習のカリキュラムについてはこの後詳しくご説明していきますが、ひとまず沖縄で必要となる日数は2日間です(自宅でeラーニングをした場合は2日間、そうでない場合は2.5日間です)。
ダイビングスクールによっては3日間のお店もあります。
学科講習でも出てきますが、ダイビングで海に潜るとその後最短でも18時間は飛行機に乗る事ができなくなります。余裕をもって24時間は搭乗まで時間を空けることが一般的なため帰りの飛行機の時間は16時以降で予約することをお勧めします。
その為旅行の日程としては

一日目 沖縄到着(観光などをして次の日のダイビングの為に早めに就寝)
二日目 午前限定水域講習 午後海洋実習2ダイブ 夕方解散
三日目 午前海洋実習1ダイブ 午後海洋実習1ダイブ 全てのカリキュラムが終了すればダイバー認定
四日目 午前観光 午後16時以降の飛行機にて帰宅

という流れが一般的です。
もう一日お休みが取れるのであれば四日目にライセンスを持っている人が参加できる遊びのダイビング(ファンダイビング)へ参加して更にダイビングを楽しんだり、観光をするのもいいでしょう。
予約に関してまずはダイビングスクールへ予約→宿の予約→航空券の予約の順番がおすすめです。
お休みを取ってからその日程でダイビングのライセンスを!と考える方もいますがダイビングスクールの予約がいっぱいで結局講習を受講することができないという方をよく見かけます。
沖縄ではGWぐらいから予約も増えて来るため半年前には計画を立てて、3~4か月前くらいには予約を取っておくと安心です。
もちろん、そんな先では有給や夏休みが取れるか分からないかもしれませんが、有給を取れる日程が一か月前に確定したとしても、そのタイミングで予約ではほぼダイビングの予約は取れないでしょう。
航空券は日程の変更や時間の変更がこの中では一番大変なので、お盆や大きな連休で無ければ最後に予約でも大丈夫だと思います。

初心者ダイビングライセンス講習のカリキュラム

どの様にライセンスを取得して行くかですが、学科講習(eラーニング)→プール講習→海洋実習というカリキュラムで講習を進めて行きます。
これは色々な指導団体がありますが流れはほぼ変わりません。
本土や海外でライセンスを取得する場合でも同じと考えて頂いて良いと思います。
学科講習は通常、店舗にてマニュアルを使って行なわれますが沖縄では旅行日程の貴重な一日を半日お店で使ってしまうのは勿体ないので、事前にeラーニングという形でスマートフォンやパソコンで行なうことができます。
普段は忙しくてお店に通う時間を取るのが難しい方やゆっくりと時間をかけて自分のペースで学習を行ないたい方に特にお勧めです!都心の店舗ではeラーニングを取り扱っていない店舗も多いため、eラーニングで自分の時間を有効に使えるのは魅力ですね!
内容としてはダイビング中のルールや水中でコミュニケーションを取る為のハンドシグナルや上達する為のポイントなどを動画を見ながら学習していきます。
eラーニングにて学科講習を御受講の方は、沖縄に着いてから店舗にてクイックリビューという確認のテストを行います。
そのためeラーニングはなんとなくスマートフォンで内容を読み進めるのではなく、しっかりと理解をすることが大事です。
プール講習については学科講習で学んだこと等を実際に行なっていきます。
指導団体によって定められているスキルがあるので、それを1つずつクリアしていく内容となっています。
例えばダイビングマスクの中に水が入ってきたときにはどの様に対応するか?無重力状態を作り水中を自由自在に泳ぐためにはどうするか?など次の海洋実習で困らない様に練習を行ないます。
ただ沖縄の場合はプールではなく実際の海でその内容を進めていく事ができます!波が通年穏やかですぐに水面へ上がることが出来る場所(限定水域)で講習を行ないます。
魚も見れて次の海洋実習と同じ環境で練習することが出来る為、上達もとても早いです。
最後に、海洋実習は限定水域で練習した内容をもう一度確認しながら潜るとダイバーとして認定されます。
スキルを行なう以外では自由に泳ぎ回りながら魚やサンゴを見る時間もあるので限定水域で慣れていればいるほど講習であることを忘れてしまうほど海洋実習は楽しめるはずです。
ライセンス取得後は講習ではなくスキルなどは行わない遊ぶだけのツアー(ファンダイビング)へ参加してダイビングを楽しんで行くことになりますが海洋実習で上達しておけば連れて行って貰えるダイビングスポットもより綺麗で魚も多い場所へ案内して貰えるでしょう。

ダイビングライセンス取得の為の料金

いざライセンスを取得しようと考えたときにまず気になるのが料金です。
よく広告などで「ダイビングライセンス1万円!!」などとても安い料金が記載されているページを見かけます。
この様な広告は特に注意が必要で、この1万円以外に後から料金を請求されることが多いです。その為、この料金の中に何が含まれていて何が含まれていないのか?別途いくらくらい料金がかかるのかを確認しておいた方がいいです。
ダイビング料金の内訳としては大まかにお伝えすると


  • 講習料金
  • 教材費
  • 施設使用料
  • 器材レンタル代
  • シリンダー、ウェイトレンタル代
  • 交通費
  • Cカード申請料


などがかかって来ます。
例えばPADIが販売しているeラーニングの教材代だけでも1万円以上はかかるので、その広告の1万円の中に含まれているとは考えにくいですね。
これ以外では、講習のカリキュラムが終わらなかった場合の補習費や、講習に参加することが出来なくなってしまった場合のキャンセル料金など確認をしておいた方がいいと思います。

沖縄でダイビングライセンスを取得した後

ここまでライセンスの取り方などをご説明してきましたが、ダイビングライセンスを取得した後はどうすればいいのかイメージは付きますか? 実はダイビングライセンスを取得したはいいもののダイビングの続け方が分からずライセンスを取得して以来まったく潜っていないという方も少なくありません。
旅行先でしか潜らないのが普通だと思っている人もいるかもしれません。
自宅に帰ってきた後だとどこに行けば潜れるかも分からないしどうすればいいのかも分からない、俗にいう迷子ダイバーになってしまう人も多いです。
周りにもライセンスは昔とったけど・・・という人がいるかもしれませんね。

沖縄でライセンス取得後のお勧めパターン

一番のオススメは自宅や職場から通いやすいダイビングショップを探すことです。
検索をすると色々なお店が出てくると思いますので、HPを見て電話をかけてみたり実際にダイビングショップへ行き分からない事などを質問してみましょう。

・どの様な場所へ潜りに行っているのか?
・料金はいくらくらいかかるか?
・レンタルはあるのか?

などを確認できるといいと思います。
そして特に重要なのがお店の雰囲気です。
お店のスタッフの対応や話し方なども、これからそのお店に通い一緒にダイビングを行っていく中では重要なポイントとなります。
お店での対応に気になる部分があるなかで、信用できない人に命を預けて潜りたいとは思いませんよね。
お店が決まれば後は潜るだけです。
どれ程の間隔で潜るかはその人によって変わって来るかと思いますが、慣れるまでは習い事のつもりで定期的に潜るのがお勧めです。
お住まいによっても変わって来るかとは思いますが、都内にお住まいの方などは海までのアクセスも良いため1ヶ月に1回くらいのペースで潜りに行く方が多いかと思います。
水中環境や器材に慣れていくスポーツなので、しっかりと上達していくのを実感できるペースで潜れるといいでしょう。
またそういったお店でダイビングを続けるメリットとして共通の趣味を持った友人が出来ることも大きいです。
社会人になるとなかなか新しい人と知り合う機会が少なくなるかと思います。
しかしダイビングだと複数で潜る事が多いため自然と知り合いが増えていきます。
ダイビングという共通の趣味を持っている所からスタートなので、前回潜った海の話や沖縄のここが良かった!など会話も弾むことでしょう。そこで仲良くなった友人と一緒にまた沖縄へ潜りに行くのもいいですね!
もちろん無理に仲良くなる必要はありませんが、ダイバーの知り合いが増えて次のツアーなどを誘ってくれる知り合いが増えた方が潜りに行く頻度も増えますし続けやすくなると思います。
ダイビングは潜れば潜るほど色々なダイビングポイントへ連れて行って貰えるようになります。
洞窟や沈船、魚の群れが多い場所、透明度が高いポイントなど様々です。
ダイビングは夏だけ遊べるスポーツだと思っている方もいますが、それは大きな間違いです。
潜る季節によって見ることができる魚は変わって行きますし透明度も変化していきます。
一般的に秋から冬にかけて水の透明度が上昇して行きます。秋は魚の種類や群れも一番増える時期なので、実は一番人気の季節となっています。

そもそもダイビングライセンスとは?

ところで、「ダイビングライセンス」についてよくわからないという人も少なくないかも知れません。
ダイビングライセンスの正式名称は「Cカード」と言います。
CカードのCはcertification=認定なので、Cカードと言うのはダイビングの認定証になります。
なぜ、ダイビングライセンスではなくCカードなのかと言うと、運転免許証などと違って公的な機関が発行する免許ではなく、ダイビングの指導団体が「このカードを持っている人は、安全に潜るためのカリキュラムを修了しています」と認定する証明書なのです。

ダイビングライセンスを取ると出来る様になること

ダイビングライセンスを取得すると、沖縄だけでなく日本全国、そして世界中の海でダイビングを楽しめる様になります。
ダイビングライセンス(Cカード)がないと、潜るための空気が入ったタンクを借りられないのです。
特に日本では、インストラクターやガイドと一緒に潜ることが基本となりますが、資格としてはCカードを持っている仲間同士で潜ることも可能です(もちろん、そのための知識やスキルは必要です)。
まさに、ダイビングライセンスは世界の海へのパスポートなのですね。

体験ダイビングとはどう違う?

ライセンスを取らなくても、海の中をのぞいて見る「体験ダイビング」があります。とは言っても、やはり「体験」。
あくまでもインストラクターに手を引かれながら短時間で水中をのぞくだけですから、ライセンスを取って行うダイビングの自由な浮遊感覚や、自分で生きものを見つける楽しさはありません。見ることの出来る魚や風景もライセンスを持っている人の1/10くらいのボリュームだと思ってもらって大丈夫です。
体験ダイビングは水中風景を見る体験にはなりますが、ダイビングの体験や経験にはあまりならないのが現状です。
せっかく沖縄の海があるのですから、体験ダイビングだけではもったいない!
ぜひ、Cカードを取得して、水中世界を楽しんでほしいところです。

ダイビングライセンスの種類をご紹介

実は、ダイビングライセンスはひとつだけではありません。
発行をするダイビング指導団体や、ランクによってたくさんの種類があるのです。 持っているランクによって潜れる深さや場所も変わってきます。
例えば一つ上のランクを取得するだけで潜れる深さもインストラクターと同じ深度まで潜りに行けるようになりますし、頭上の塞がっている洞窟のポイントにも潜りに行くことが出来るようになります。
友人と潜りに行く場合は同じランクを所有していないと下のランクの方に合わせてダイビングポイントを決めていくこととなります。
その為、誰と潜りに行くのか?どの様な風景を見たいのか?どの様な魚が見たいのか?によって必要となって来るランクが変わってきますが一つ上のランクを取得する方は非常に多いです。
仕事にしなくても趣味でインストラクターの資格まで取る方もいますので、皆さんも是非アップデートを視野に入れながらダイビングを楽しんでください!

指導団体による種類


ダイビングライセンスを発行するのは民間の団体が主ですから、各国にいくつもの指導団体があります。
日本だけでも30以上の団体が存在しテクニカルダイビングに力を入れている団体や障害者向けの団体など様々です。
基本的に認知度の高い団体でライセンスを取得していれば問題ないです。
ただ注意をしなくてはいけないのが海外でダイビングを行う場合は海外のその地域で認知度の高いメジャーな団体のライセンスを持っていないと潜らせてもらえないという場合もあります。
日本国内のみの指導団体は海外では認知度は低いので今後海外でもダイビングをしたいと考えている方は指導団体から決める方も多いです。
ここでは、代表的な指導団体を紹介します。


PADI(Professional Association of Diving Instructors)


PADI(パディ)は、1966年に創設されたダイビング指導団体で、アメリカに本部があります。
世界のダイバーの6割がPADIのライセンスを持って潜っている、最大のダイビング指導団体です。
年間で100万人のダイバーがPADIカリキュラムによる認定を受けています。
特徴としては、教材やプログラムが充実していて、世界中のどこで受講しても同じクオリティで講習を受けることができます。
元々、海軍の活動から派生したダイビングを、より多くの人が楽しめる様にプログラムを確立したという点で、PADIはダイビングの普及に大きな影響をあたえています。
沖縄のダイビングショップもPADIの登録店が圧倒的に多いですね。


NAUI(National Association of Underwater Instructors)


PADIと同じくアメリカに本部がある指導団体ですが、設立は1960年ですから、PADIよりも歴史のある団体です。
実は、PADIを作った一人であるジョン・クローニンも元々NAUIのインストラクターでした。
以前はかなり体育会系なイメージが強かったNAUIですが、最近はプログラム内容や指導の仕方もかなりやわらかくなりました。
とは言っても、高品質な講習や充実した継続教育コースはさすがに60年以上の歴史と実績です。


BSAC(British Sub Aqua Club)


その名前からもわかるように、BSACはイギリスのロンドンで設立された指導団体です。
設立されたのは1953年ですから、すでに半世紀以上の歴史があります。
BSACの基本理念は「SAFETY FIRST」(安全はすべてにわたって優先する)。
BSACが提供しているすべてのプログラムは、この理念に基づいて開発されています。
また、BSACは英国王室とも深い関わりを持っており、2014年にはウイリアム王子がBSACの総裁に就任しています。


SSI(Scuba School International)


SSIは1970年にアメリカで設立されたダイビング指導団体です(こうしてみると、アメリカで出来た団体が多いですね)。
スクーバダイビングに留まらず、フリーダイビング(素潜り)やリブリーザー(より高度なダイビングを可能にするシステム)にも力を入れており、癒しよりも冒険を追求しているイメージです。
また、経験を積むことを重視しており、ランクアップするのにはほかの団体よりも日数がかかるものが多くなっています。


CMAS(Confederation Mondiale des Activites Subaquatares)


クマスもしくはシーマスと呼ばれ、フランスを発祥とする団体です。
CMASを日本語にすると「世界水中連盟」と言いますが、他の指導団体とは異なり直接Cカードを発行するのではなく、連盟に加盟している各指導団体がカードを発行しており、プログラムもインストラクターの采配によるところが大きくなっています。

沖縄の海は完全にすごい

日本でダイビングというと、真っ先に沖縄を思い浮かべる人が多いと思いますが、まさにその通りだと思います。
なにしろ、サンゴ礁に群れるカラフルなトロピカルフィッシュや、マンタやマグロなどの大物、さらにはクジラとの遭遇まで期待できてしまうスーパーな海、それが沖縄。
しかも生き物だけではなく、豪快な地形やアドベンチャー気分抜群の水中洞窟、沈船などのダイビングも楽しめてしまうのです。
海外へ潜りに行くと、外国のダイバーから「どうして日本人は沖縄があるのに、わざわざ外国に来るんだ?」と聞かれることがありますが、確かにそうですよね。

沖縄の海の色

沖縄の海をみて、あの綺麗な色に驚く人も少なくありません。 島の周りは綺麗なエメラルドグリーン。
そして島から離れるにしたがってコバルトブルーへとグラデーションを変えていくあの色の海を見ただけで気持ちも高まりますね。
飛行機の中からやビーチでも海の写真を撮ってSNSへ写真を投稿する人も多いです。
本土で海水浴に行ってもあれ程綺麗なエメラルドグリーンの海を見たことは無いと思いますが、なぜ沖縄では見ることが出来ると思いますか?
海がエメラルドグリーンに見える為には条件が3つあります。

①水の透明度が高い事
②砂が白い事
③海が遠浅な事

が挙げられます。

海の透明度

まず沖縄の海は透明度がとても高い事が特徴です。
プランクトンなどの不純物が少ない貧栄養の黒潮暖流が流れ込む事などが要因としてあげられます。
黒潮は海流も早いため海水が濁りにくく透き通っています。
沖縄は大きな川も少ないため本来流れ込んで来るはずの土や有機物が少なく海にはプランクトンが餌とする不純物が増えずに透き通った海水となっています。
またサンゴが多く生息している事も海の透明度が高い事と関係があります。
世界中で約800種生息しているサンゴですが、沖縄には約200種のサンゴが生息しています。
なんと世界中に生息するサンゴの約1/4を沖縄で見る事が出来るのです。
サンゴは水中で光合成を行います。
二酸化炭素を吸い綺麗な酸素を吐き出すという、陸上の木と同じような浄化作用を行う役割を担っています。
森林では木が多いため浄化効果も大きいですが、サンゴの多い沖縄では同じような事が水中でも起きています。

沖縄の海の砂は白い

また沖縄の美しい白い砂もサンゴが関係しています。
まず本土の砂は山にある岩が川で流されるにつれて、細かく削られて砂となっていきます。基本的に山にある岩は黄色や赤茶、黒い岩が多いため本土の砂はそれらが混ざり灰色っぽい色をしています。
真っ白な岩も無くは無いですが、辺り一面に広がっていることはありません。
一方沖縄の砂はサンゴや貝殻の欠片が海流により細かく砕かれ砂になっています。
その為石灰質を多く含む白い砂が生成されるのです。
沖縄の砂は海で作られて、本土の砂は山から作られているという事ですね。
自然に生成される以外にも白い砂を作る生物もいます。
沖縄にはイラブチャーという青くてとてもきれいな魚が生息していて、市場などでも売られているので沖縄ではお刺身で食べる事が多いとてもおいしい魚です。
イラブチャーはオウムのような顔をしていてくちばしの様な鋭い歯を持っており、英語ではparrot fish 直訳するとオウム魚と呼ばれています。
イラブチャーはその歯でサンゴに付いた褐虫藻という藻を食べ、一緒に食べたサンゴは消化されることなく排泄されるため、真っ白な砂が作られていくのです。
魚の排泄物なんてたかが知れていると思う方もいると思いますが、イラブチャーから作られる砂は1匹あたり年間1トンもの量になるそうです。

遠浅の海

遠浅の地形がエメラルドグリーンに見えるために大事になって来ます。 光は水に入ると燈・赤・黄・緑・青・藍・紫の順番で深くなるほど色が吸収されていきます。
何メートルも通過すると青い色しか残らなくなるため本来透明のはずの水で満たされている海が青く見えているのですが、浅い深度だと緑色は吸収されずに残っています。
その為遠浅の場所では緑と青が混ざり青緑色に見えるはずです。
ただ浅い場所だと地面の色も透けて見えるので砂地が白ければその青緑に白が混ざり綺麗なエメラルドグリーンに見えるわけです。
砂が白ければ白い程綺麗なエメラルドグリーンに見える事でしょう。

日本に沖縄の海があるありがたさ

今の世の中、なかなか海外に潜りに行くことは出来ませんが、私達日本人ダイバーは南の島の海を楽しむことが出来ています。これも日本に沖縄の海があるおかげ。
しかも、本島だけでなく島ごとの魅力あふれる離島もあるので、様々なダイビングスタイルを楽しむことが出来るのです。
沖縄で見る事の出来る魚や生物の種類で考えてもその恩恵は大きいでしょう。
普段本土では見る事の出来ないカラフルな魚やサンゴを見ることが出来るのも沖縄の海があるおかげなのです。

おわりに

ここまで沖縄についての情報をお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
テレビや雑誌で見たことがある水中風景は特別な場所ではなく、ダイビングを始めれば誰でも平等に見る事の出来る景色ばかりです。
歳を重ねてもずっと楽しめる趣味として是非ダイビングライセンスを沖縄に行って取得して楽しみましょう!ご質問などございましたらお気軽にお問合せ下さい。